サーバ構築 2日目 (samba, SWAT)
ファイルサーバ構築が、一段落?したので作業ログをまとめときます。
samba & SWAT のインストール
最初に samba と samba を GUI で設定するためのツール SWAT のインストール!
# yum -y install samba
# yum -y install samba-swat
SWAT の設定
SWAT の設定ファイルを編集。
11行目の only_from に内部ネットワークアドレス(192.168.0.0/24)を追加。
# vim /etc/xinetd.d/swat
5 service swat
6 {
7 disable = no
8 port = 901
9 socket_type = stream
10 wait = no
11 only_from = 127.0.0.1 192.168.0.0/24
12 user = root
13 server = /usr/sbin/swat
14 log_on_failure += USERID
15 }
サーバを起動したときに、自動的に SWAT も起動するように設定。
# chkconfig swat on
これで、SWAT の設定は終了。 あとは「 http://サーバ名(or アドレス):901 」で、SWAT にアクセスできるか確認。
何故かできない(;゜Д゜)
ん~、GUI でできないなら直接 samba の設定ファイルを編集してやる!
(ファイアウォール設定が問題でした…ここで、気づけばよかったんですが orz)
samba の設定
samba にアクセスするユーザを登録。
# pdbedit -a [ユーザ名]
new password:
retype new password:
startsmbfilepwent_internal: file /etc/samba/smbpasswd did not exist. File successfully created.
...(以下省略)
ホームディレクトリ(/home/[ユーザ名]/samba)の作成。
# mkdir /home/[ユーザ名]/samba
登録するユーザが多い場合は、 Windowsファイルサーバー構築(Samba) にある便利なスクリプトを使うといいかも。
共有ディレクトリの作成。 どのユーザからでもアクセスできるように、ディレクトリ所有者を変更。
# mkdir /home/samba
# chown nobody:nobody /home/samba
最後に、samba の設定ファイルを編集。 Windowsファイルサーバー構築(Samba) を参考に以下のように、編集・追加した。
# vim /etc/samba/smb.conf
57 [global]
58 unix charset = UTF-8
59 dos charset = CP932
60 display charset = UTF-8
77 workgroup = WORKGROUP
84 hosts allow = 192.168.0. 127.
224 ; load printers = yes
225 load printers = no
226 disable spoolss = yes
253 [homes]
254 comment = Home Directories
255 path = %H/samba
256 browseable = no
257 writable = yes
296 [public]
297 comment = Public Stuff
298 path = /home/samba
299 public = yes
300 writable = yes
301 only guest = yes
samba の設定は終了。 あとは、samba を起動して、自動的に起動するように設定。
# /etc/rc.d/init.d/smb start
# chkconfig smb on
これで、Windows、Mac からサーバ(CentOS)が見えるはずなんだけど見えない!! 調べてみると、samba サーバは問題ないみたいだし…まさか(;゜Д゜)
# /etc/rc.d/init.d/iptables stop
Windows、Mac からサーバ見える!! SWAT もアクセスできる!! うむ。ファイアウォールが問題だったようだ。 外部に公開しないとはいえ、ファイアウォールを完全に切るのは無用心なので、 CentOS5 で Samba 設定 を参考にファイアウォールの設定(901の許可も忘れずに…)。
取り敢えず、ファイルサーバ構築終わり~ あとは、SWAT でもう少し設定するくらい。今度は何をやろうかな。